12月

年の峠に向かい寒さをひしひしと感じる時期、外で遊ぶ子どもたちの元気な声に励まされる頃です。皆様においてはますますご健勝のことと思います。 11月の初め頃から12月の初め頃(11/7-12/6)までを初冬といい、”後の衣更え(のちのころもがえ)”をする時期なのだそうです。昨年しまっておいた冬服、冬着、冬物を陽にあて、大寒・小寒(12/7-2/3頃)に備えます。 囲炉裏のあるご家庭は少なくなりましたが、寒い時は温かい場所に人が集まるのは昔と変わりません。そんな場所を作れたら良いなと思います。

●歯科検診

11月には毎月の乳児健診などに加え、園医の熊井先生による歯科検診、育児講座(歯科)を実施しました。乳歯はその大きさもあり、お子様の虫歯の進行は早く、あごまで達してしまうことがあるそうです。早期の虫歯発見も大切ですが”はみがき”といった基本的な予防を生活習慣化することが有用です。 給食後の仕上げみがきの実施やお口を開ける練習、はみがきの歌など、日頃の保育でも歯の大切さを伝えていますが、保育園だけでは生活習慣は定着しきれません。幼児期に身に付けた生活習慣が後の健康、人格形成に影響しています。引き続き歯を大切にする気持ちと行為をご家庭で実践しましょう。

●幼児保育参観

保育参観にお越しくださいましてありがとうございます。多くの方に保育園生活の様子をご覧いただけました。その他にも個人面談を実施させていただき、ご家庭での様子をうかがうことが出来ました。お忙しい中のご協力に大変感謝しております。 子育ての主体はご家庭にあります。これからもご協力いただきながらお子様の成長を楽しみにしたいと願っています。

●第三者評価利用者アンケート

外部機関による第三者評価利用者アンケートにご協力くださいましてありがとうございます。クラス等で封筒をお預かりしたり投函の確認をさせていただきました。 投函のご確認をさせていただいたのはアンケートの回収率により評価が成立しない(60%程)こともありますが、皆様から広くご意見を頂き、よりよく改善をしたいという園の方針でもあります。 園のモットーにもありますように「まごころを持ち、(手伝いを受けながらも)一人で出来るように、自立に向けた心持ちを育てることが、お互いの”育ち”につながる」 といった考えにもつながっており、職員に対しては出来ないことを指摘し続けるのではなく、今、出来ていることを認め、一人で出来るようにするにはどうしたら良いか指導しています。 子どもだけでなく職員もよりよく人として健全に成長するには、どうしたら良いかを”今”と”将来像”を見据えながら考えています。 そのように皆様にも是非ご参加いただければと思ってご協力をお願いした次第です。結果については園内掲示や東京都のホームページなどで発表されます。

●お楽しみ会

12月14日(土)は”お楽しみ会”です。ご家庭でもお子様の楽しみな時期でもありますが、保育園では各グループ(年齢等)が舞台発表として大勢の人の前で”表現”することを楽しみ、人が楽しんでくれることを体感します。ワクワク、ドキドキしながらも普段の保育で楽しんできた”表現”を皆で発表します。日々の保育だけでなく毎月のお誕生日会でも各グループで発表を楽しんできました。 これは年齢に応じて表れる”もっとやってみたい”、”もっと正確に覚えてやってみたい”、”何回も繰り返しやりたい”といった子どもが持つ衝動、生きる力を借り、さらに育てる活動でもあります。お子様の成長、今の状態を温かく見守り”自分でやりたい”という気持ちを支えられたらと思っております。 当園では第2回目の”お楽しみ会”となります。前回からの環境改善は果たされますでしょうか。2階ホールにて開催予定ですのでぜひお越しください。

●年末年始保育

年末年始の保育園は12/29(日)~1/3(金)をお休みとさせていただいております。初日は土曜日ということもあり職員体制を整えたく新春のご利用もご予定を伺っておりますのでどうぞよろしくお願いします。また、お休み期間中”年末保育”を実施している日野市内の保育園が有りますので必要な際にご利用ください。皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いします。

初春、暖かな日差しが待ち遠しくもありますが、今年と振返り来年に向けて励む日々の中、今のこの時期を楽しめる心を持ちたいと願っています。皆様においても良い新年が迎えられますようご自愛ください。